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ウィーン滞在 ②

二日目はいよいよウィーンの街の散策。

再び、シュテファン教会の下にやってきた。
尖塔の一部には足場が組まれている。
ガイドブックや絵葉書では、スッキリと綺麗な写真が載っているが、歴史的建造物は、一部分が修復中というものがけっこう多い。
さらに予算の関係なのか、長期間に渡ってのんびりと修復している。

ケルントナー通りという目抜き通りを中心に小路を彷徨うように歩いた。
 ↓
歩いているうちに小腹が空く。
 ↓
小腹が空いたら、カフェに座ってケーキでも食べたくなる。

という事で、ウィーンと言えばザッハートルテ(チョコレートケーキ)を忘れてはならない。
実際、大抵のカフェに入り口に掲げてあるメニューに「SacherTorte」の文字が見える。
適当に選んだカフェの店内に入り着席すると、ウェイターが近づいてきた。
「メランジェ(ミルクコーヒー)にザッハートルテはありますか?」
と聞いてみると
「ええ、もちろんございますよ!」
と、典型的対日本人観光客用笑顔でもって、大げさに答えてくれた。

いざ、本場ウィーンでのザッハートルテの味は!?
~実は、一口食べたとき、思わず、日本の実家のすぐ近くにあるFという、町のケーキ屋さんを思い出した。そこでよく母が買ってきてくれたチョコレートケーキ。
表面のチョコレートのコーティングといい、数層に分かれたチョコレートのスポンジといい、そっくりだった。
それにヨーロッパのケーキにしては珍しく、甘すぎず、重たくなかった。
とても美味い!と思えるものでは無かったが、カフェ文化の本場ウィーンでコーヒーとケーキをセットで味わい、雰囲気に浸れるという意味では、幸せな気分になれたことには間違いなかった。

おなかも満たされ、ザッハートルテの後は「音楽」が残っている。
ザッハートルテ以上にウィーンは音楽の街だ。
ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェン、シューベルト、…。
考えてみれば、こういった人たちが短い期間ではあるけれど、この街で同じ時代に生きていたという事実は、まさに奇跡以外の何物でもない!

カフェを出てかなり歩き回っていると、フォルクスオーパー(市民オペラ座)の前にでた。
オペラはあまり得意な方ではないが、本場で見ない手はない。
入り口横のチケット売り場を探して切符を買い求めたが、今日明日はソールドアウト。
それにしても立ち見だと、数百円程度という信じられない値段だ。

がっかりしながらも、次にシュタットオーパー(国立オペラ座)へ。こちらも古い建物で現役なのが凄い。街中古い建物だらけだが…。
果たしてこちらも安いチケットは売り切れだった。

かなり疲れがドットでて、少し歩いたのち、近くの公園の縁に腰かけた。
「チケットが売り切れだったのは残念だったけれど、ウィーンをこうして歩いているだけで十分じゃないか」
と自分に言い聞かせながらも、途方に暮れていた。

ふと、ゆっくり周りを見渡すと、目の前の幹線道路の向こう側に見覚えのある建物が見えた。ちょっとした神殿のような建物で、屋根の下の部分から朱色がのぞいている。
もしかしてあの建物は…?

数年前、NHKで放送された「ピアノでモーツァルトを」という番組を見ていたのだが、講師役のW.Klienというピアニストが、ウィーン楽友協会をバックに歩いている映像が写っていたのを思い出した。

道路の向こうに見える建物は、その楽友協会にそっくりだ!
疲れは一気に飛び、車に轢かれそうになりながら、横断歩道を渡り、その建物に向かって行った。

しばしぼう然と見上げ、MUSIKVEREINの文字を確認する。
まさにウィーンフィルの本拠地、楽友協会だった。入り口の右横にチケット売り場があった。
正直言って、フォルクスオーパーやシュタットオーパーを見つけたときより、何倍も興奮していた。
飛び込むように中に入り、コンサート情報をチェックすると、丁度「春の音楽祭」の時期らしく、色々なコンサートが目白押しだった。
しかも顔ぶれが凄い。ポリーニ、ブレンデル、アバド、それに日本から小澤征爾がサイトウキネンを引き連れて来ているらしい。
プログラムによると明日の夜、小澤はベートーヴェンの「英雄」を振ることになっている。立見席が残っていて、しかも500円位だったので、即買い求めた。
それ以外では、地元のピアニスト、シュテファン・ヴラダーという人のバッハ「ゴールドベルク変奏曲」のチケットを買い求めた。
「ピアニストの指が見える席にしてくれ」
と言って、6000円位の席を予約した。

かなり興奮状態でチケット売り場を後にした。楽友協会のさらに右手に回ってみると、Boesendorferと書かれたショーールームのようなガラス扉があった。中に入るといくつかの部屋があり、各部屋の中にグランドピアノが見えた。
どうやらピアノの練習室になっているようだった。
受付のおばさんに尋ねると、時間貸しのピアノ練習室で、ベーゼンドルファーのグランドピアノが1時間、900円位で借りられるという、これまた日本では考えられない話だった。
こちらも即、予約を入れてしまった。

夕方、目抜き通りのデパートにコンサート用のネクタイを買いに行った。
明日からの音楽三昧の日々が楽しみだ。
コンサート以外にも、ベートーヴェンが遺書を書いた有名なハイリゲンシュタットへも行く予定を立てながら、さびしいペンションで二日目の夜を迎えた。
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