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ルネッサンス

伝説の喫茶店「クラシック」には、学生時代、友人に連れられて、一度だけ、傾く2階席に腰掛けたことがある。
お冷のグラスは、もうワンカップ大関ではなかったけれど、いつ抜けてもおかしくない床板は本当だった。
イスに座ると自分が傾いているのか、イスが凹んでいるのか、壁が斜めになっていた。
なるべく身動きをしないよう、お尻に力を入れていた。

その、中野「クラシック」が2005年1月をもって閉店した、と知った。

中央線沿線の名曲喫茶の中で、総本山的存在だった「クラシック」。
西から、国立の「ジュピター」、国分寺の「でんえん」、吉祥寺の「バロック」、荻窪の「ミニヨン」、
阿佐ヶ谷の「ヴィオロン」、高円寺の「ネルケン」、そして中野の「クラシック」。
(もうほとんど、名曲喫茶はなくなってしまった、と書こうとして、並べてみたが、まだ結構な数があるじゃないか、と思ってしまった) ※「ジュピター」は2004年頃閉店

いやいや全盛期には、とてもじゃないが数え切れない程あったに違いない。
最近、懐かしさからか、キレイになって復活したお店もあるみたいだが、著作権の関係か、BGM的に音楽を流すだけで、リクエストはおろか雰囲気も普通の喫茶店ぽくなってしまっていると聞く。

そんななか、高円寺に「クラシック」が復活したと知り、訪れる機会を持った。
当時、クラシックで働いていた従業員が復活させたとの話だ。

名前は「ルネッサンス」。

高田馬場から友人をだましだまし、散歩させて高円寺までやってきた。
飲み物を注文すれば、食べ物持込可、というのはクラシック時代と変わっていない。
南口から続く、商店街のアーケードが途切れる辺りを左折すると、黄色い看板が見えた。
地下に降りると、年季の入ったシェードランプが出迎えてくれた。
扉を開ける。
ずっと昔から営業しているみたいな空間がそこにはあった。
テーブルやイスなどの調度品類は、「クラシック」から運び入れた物に違いない。
限りなく往年のお店に近づけた雰囲気に、店主の想いが伝わってきた。

壁にかかった黒板には、リクエスト曲が並んでいる。
プロコフィエフのあと、ラベルのピアノ協奏曲が始まった。
演奏はモニクアースかな、などと思っているうちに、それにしても針音がすごいなと気づいた。
プロコフィエフもバリバリしていたが、こちらも演奏と同じくらいの音量でバリバリいっている。
レコードもそのままクラシックから引っ越してきたのだろう。
ちなみに次の曲(ベートーヴェン 田園)でも豪快な針音だった。

あとで気が付いたが、「クラシック」では竹針でLPレコードをかけていたと言う話を思い出した。
もしかして「ルネッサンス」でも、この伝統をちゃんと守っているのかも知れない。


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