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ミケランジェリの室内楽

ミケランジェリの室内楽は、実は一曲だけCDで聴く事が出来る。

モーツァルト ピアノ四重奏曲第2番 KV493

正規盤ではないが、彼の室内楽が聴ける非常に貴重なCDである。
演奏者は次のようになっている。

アルトゥーロ・ベネデッティ=ミケランジェリ(ピアノ)
ジャン=ピエール・ワレス(ヴァイオリン)
クロード=アンリ・ジュベール(ヴィオラ)
フランキー・ダリエル(チェロ)

録音 1972年9月19日

私はカンマームジークは、ほとんど聴かないので、ピアニスト以外は知らない人なのだが。
このCDの面白いのは、スタジオ録りではなくライブ録音で、しかも船の上なのだそうである。
地中海をクルーズする郵便船、ルネッサンス号の船上で催されたコンサートらしい。
さらに当初、バイオリニストのアイザック・スターン等のメンバーと共演の予定だったのが、ピアニストの希望で上記のメンバーに代わったというのだ。
ミケランジェリは、ベルリンでクライバーと「皇帝」の録音をおこなったが、最終的に二人は決裂し、お蔵入りとなった事があるので、上のような話は俄然ありえることだ。

音は、ステレオで録られていて割と良好だが、お客さん(?)の咳や、ページをめくる音(室内楽は楽譜をめくりながら演奏する)、船上のせいか、たまにデッキの方から聞こえてくるような、ゴーッという音まで入っている。それとマスターテープに起因するのか、音像が揺れたりする。それでもミケランジェリの海賊盤の中では、比較的良好な録音だと思う。
演奏については、残念ながら、可もなく不可もなくといったところだろうか。ピアニストらしからぬオーソドックスな演奏となっている。名前を伏せて聴かされたら、ピアノをミケランジェリが弾いているとは判らないと思う。
傷があるとか、下手というのではなくて、彼の特徴である磨き抜かれた美音だとか、トリルや早いパッセージでの完璧な均一性だとか、内声をフワッと浮かび上がらせたり、そう言った彼の特徴があまり聴かれない。淡々と曲が進んで行く感じがするのである。
ミケランジェリとしては、あまり気乗りのしない演奏だったというところか。
それと、弦楽奏者の演奏については良くわからない。



このCDにはもう1曲、モーツァルトのピアノ協奏曲15番 K450 が収められている。

こちらは、録音が1974年4月5日、場所は彼が晩年を過ごしたスイス・ルガーノのアポロ劇場となっている。これもライブ録音。

ピアノ ミケランジェリ
指 揮 エドモンンド・デ・シュトゥッツ
演 奏 チューリッヒ室内管弦楽団

先のピアノ四重奏曲とは打って変わって、とても素晴しい演奏だ。
こんな積極的なミケランジェリは珍しいとも思えるほど。
ミケランジェリの演奏は、時に彼のスタイルを貫徹するあまり、音楽の流れが犠牲になってしまう事があるが、ここでのピアニストは、気分が高揚しているのか、美音やテクニックが冴え渡りながらも、サポートするオーケストラの流れに乗っていて、聴いている方もとても楽しめる。
音も、正規盤としても問題ない位、良く録れている。

好対照な2つの演奏が収められているこのCDは、室内楽としては唯一の存在、協奏曲の方は演奏の質の高さを買って、持っていて損のない面白い一枚である。

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