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ザルツブルクの街角

初めて降り立った外国、ドイツ、ミュンヘン。

残念ながら、街の印象が現代の都市の姿だった為、それほど感動しなかったばかりか、むしろ、ちょっとした失望すら覚えた。
中世のヨーロッパの町並みが残り…、という描写のガイドブックに洗脳されていたせいもあってか、ミュンヘン中央駅から、マリエンプラッツにかけての、両側にデパートの立ち並ぶ目抜き通りを歩いていても、少し物足りなかった。
まさか、後になってこの街に住むようになるとは思ってもみなかったので、この街の暮らしやすさ等は、全く分からなかったのであるが。
ヨーロッパを初めて感じたのは、ミュンヘンに降り立ってから約一ヶ月後、ザルツブルクの旧市街を覗いた時だった。
 
ミュンヘン方面からの列車を降りると、当時はまだ入国管理のチェックがあって、国境警備員にパスポートを見せる時などは、何も悪いことをしていないのにドキドキしながらゲートを潜り、ドイツからオーストリアへと、国境を越えたんだ、と否応なしにも感慨深くさせられた。

ザルザッハ川を渡って、旧市街に入り、最初の角を曲がってほんとに小さな小路を見つけたとき、
「これがヨーロッパか!」
と、一瞬固まってしまった。

ゆるくカーブしながら奥へとのびる石畳。
両側には小さなお店が並び、とても凝った細工の鋳物の看板が入り口の上に飾られている。
看板と言っても「○○屋」「○○商店」と大書きされているものではなく、細工された真鍮のオブジェが立体的に突き出していて、どのお店も、素晴しいほど調和して並んでいた。

お店の間の通路を、建物の裏側へ抜けると、そこは広場になっていて、真ん中の噴水を中心に、市場が立っている。
果物を並べてある一軒のテントで、イタリア産のサクランボを注文すると、プラスチックのトレイの代わりに、茶紙で三角錐を作り、その中につめてくれた。
その、所作一つとっても、エコ、シンプル、といった最近流行りのキーワードが、さり気なく具現化されていて、とてもカッコよく見えてしまった。
それにこういうことは、昔の日本でも日常的に行われていた筈だ。

歩くだけで、こんなに楽しい気持ちになる街なんて、全く初めてだったし、どこまで行っても、高揚した気分が裏切られないというか、
「ハイ、旧い街並みはここで終わり。ここから先は幹線道路とマンションですよ」
と、どこかの国のように現実に戻されることが無かった。

この佇まいに、魅せられてしまったら、もう後戻りは出来なかった。
2ヶ月の滞在を終えてから約3年後、ヨーロッパに住むことになった。

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