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江ノ島 探訪

江戸時代の名所図絵にも登場する江ノ島。

弁天信仰の対象で、昔から賑わっていた。

昭和30年代には年間500万人もの観光客が訪れたとか。

今回は2年ぶりの再訪。

東京圏から行楽地へ向うとき、都心部を抜けて離れれば離れるほど、風景が何となく鄙びてきて、だんだん趣きが出てくるのだが、小田急線はずっと市街地の中を走って、同じ風景のまま、あっけなく片瀬江ノ島に着いてしまう。

竜宮城のような片瀬江ノ島駅を下りると、橋の向うに目指す江ノ島が鎮座していた。

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前回、シラス丼で有名な「とびっちょ」に行ったのだけれど、3時間待ち、という、おそらく人生で一番の長時間行列を体験した事を思い出す。

今回は、とびっちょをパスして、そのまま土産物屋が並ぶ参道を。

旅館なども並んでいて、ちょっとした温泉街の中を散歩してる感じはなかなか良い。

やがて、眼の前に立ちはだかる急な階段を登ると、江島神社に到着となる。

江島と書いて「えのしま」と読むんだとか。

急な階段が辛い人には、なんと昭和34年に竣工したエスカーが350円で、上まで運んでくれる。

エスカーとは、早い話がエスカレーターの事で、頂上まで4回に分けて登って行く。

昇りだけで下りはないようだ。

下りの階段の方も、結構、膝にくるかも知れない。

日ごろの運動不足解消を兼ね、当然、階段を選んだ。

喉から飛びでそうな心臓を抑えながら、登ると、江島神社に到着。

お参りした後は、裏に続く、展望の良い小道を進む。

両側に、景色が売り食堂が並び、どの店もシラス丼を売り物にしていた。

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こんな小さな島なのに、これだけの数の食べ物屋があるのは、やはり当時は、今では考えられない程の、人がやって来たのだろう。

メニューを見ていると、眺望がきかない店は200円ほど、相場が安いみたいだ。

しばらく歩いていると、一度入った事のある食堂が見つかり、時間も丁度良いので、今回もその店に入っていった。

丁度、3人分のテラス席を用意してくれた。

断崖絶壁の上に立っているお店なので、視界のほぼ全てが太平洋だ。

曇りがちで富士山が見えないが、素晴しい景色には変わりない。

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どれを注文しようか、メニューを見るも、全部美味そうでなかなか決まらない。

結局、3人共、別々のメニューを注文した。

まずは王道の「シラス丼」

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新鮮さが売りの「生シラス丼」+カニ汁

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そして、??なぜか「親子丼」

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とても美味かったぁ。

我々のおこぼれに預かろうとしているのか、トンビが何回もグルグル回っていた。

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お店を出て再び歩き始める。

やがて、階段をおりて、岩場に出る。多くの人が釣りを楽しんでいた。

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ここには、洞窟があり、見学できるようになっているが、昔、行った時にあまり面白くなかったのと、これから鎌倉の方にも行きたかったので、島を後にする事にした。

いままで、通ってきた道を引き返しても良いが、またあの急な石段を登ってゆくのも何なので、渡し舟に乗って江の島駅に戻る。

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乗船券400円を払う。

この雰囲気、つげ義春っぽくてなかなか好きだ。

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いい味を出している船頭さんの船で、江の島を後にした。

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すれ違うべんてん丸。

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やがて、小さくなってゆく島影。

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と言っても、10分ほどで対岸に到着した。

この距離で400円は高いなぁ、という前回と同じ印象を残して江ノ電、江の島駅へと向った。


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ザ 江ノ島



江ノ島を観察

ケンプ 熱情

ベートーヴェンピアノソナタ23番 熱情

日本では、以前からベートーヴェンの三大ソナタの一曲として、有名だった奏鳴曲。

(ピアノを洋琴と呼んでいた頃は、ソナタを奏鳴曲と言っていた)

ドイツ人ピアニストのベートーヴェン弾きと言えば、ケンプ(1895年生まれ)とバックハウス(1884年生まれ)だった。
「鍵盤の獅子王」と渾名されたバックハウスは技術的にもとても安定したスケールの大きな演奏をし、テクニックに心配なところのあるケンプとは、対極の演奏だったという。
古い批評家などの中には、今でもバックハウスを超えるベートーヴェン弾きはいない、と豪語する位の人もいる。
ところが、バックハウスはあまり、というか日本には1度しか来なかった。

それに対し、ケンプは、戦前を含め10回以上来日した。
ベートーヴェンのピアノソナタ、ピアノ協奏曲全曲演奏会なども行っており、とても日本が気に入っていた。

Wilhelm Kempff ヴィルヘルム・ケンプ(1895~1991)

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北ドイツ、Jueterbog(Jüterbogk)に、19世紀の終わりに生まれたこのピアニストが亡くなったのは1991年、96年もの長生きだった。

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ケンプのベートーヴェン三大ソナタのレコード。

1度目のベートーヴェンピアノソナタ全曲録音(1951年から1956年にかけて録音)から、三大ソナタを抜粋したもの。
これは自分のクラシック、特にピアノを聴き出したきっかけになったレコードで、何度も何度も聞いて、当時はレコードの扱い方など、全然無頓着だったので、結構傷だらけになってしまった。


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ピアニストKempffのカタカナ表記がこの時代はまだ「ケムプ」

このレコードのB面に第23番「熱情」が入っている。

ピアノソナタの中でも人気のあるこの「熱情」は、ほとんどのピアニストが録音している。
特に第3楽章など、16部音符のアレグロの激流が最後まで支配し、多くのピアニストはペダルをうまく使い、第2楽章からの途切れのない入口から、すでに右手の付点のメロディーを左手の奔流に鋭く切り込んでくる。
その緊張感たるやただ事ではない。
(あまりに速すぎたり、激しすぎたりすると、コーダのプレストの効果が出なくなってしまい、結果的にあまり面白くなくなってしまう演奏が多々ある)

ところが、ケンプの演奏はというと、激しやすい演奏とは一線を画し、ちょっとノンレガート気味にペダルも少なく、悪く言えば他人事のように16部音符が開始されるのである。

訥々とした始まりは、すでに「パッション」を通り越し、死力を尽くして戦った後の、まるで焼け跡の街を俯瞰するような、寂寥感の様相を呈している。

更に、3楽章が始まって、あの「タターン」という運命のメロディーが左手で何度も何度も繰り返され、だんだん大きなうねりに変わって行き、やがてそれが右手に移ると、突然スピードを上げるのである。
彼は、何度もこの曲を録音しているが、途中でテンポを上げるのは、この録音だけのようだ。
これがまた、効果覿面で全然不自然にならないところが凄い。

この曲の最大の聴き処は、おそらくコーダのプレストからラストにかけて、となるのだろう。

が、ケンプの場合、3度ずらした両手のユニゾンが、上から下へ降りながら8部音符の和音を何度も叩きつけ、爆発するところまで盛り上がって、それを一度冷やす箇所があり、ディミネンドで冷やされた流れは、再び、右手によるPPで静かに弾かれる再現部(コーダの手前の繰り返し記号によって戻ってくる箇所。1度目と繰り返しによる2度目と、2回弾く事となる)に繋がってゆく。
その時、2回繰り返されるこの再現部の音楽の運びが、とんでもなく聴かせるのだ。
第3楽章の出だしの寂寥感をもっと突き詰めて、ついに枯淡の境地に達している。
一瞬、バッハのコラールの内声部を聴いているような感覚になる。

(繰り返しについて。この録音では、繰り返しは省略されている。当時、繰り返しを省く演奏が多かった。繰り返しによって、コーダに突入しようとする音楽の勢いがそがれる、という解釈が多かった為、と聞く。)

現代ではこんな風に「熱情」を弾く人はいないだろうし、昔だって、例えばベートーヴェンのソナタ演奏の一つの基準とされていたシュナーベルにしても、ペダルを多用して疾風怒涛の如く弾きまくっている。

ケンプのそれは、テンポもゆっくりだし、緩急のつけ方や衝突も鋭くない。
技術的に脆弱な部分を指摘する人もいる。

彼が亡くなって20年、もう過去のピアニストとなってしまったけれど、誰もが同じように弾き殴るような演奏が多い昨今にあって、結局、このケンプの演奏に戻ってしまうのである。


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ラーメン屋

またまた謎のお店を発見。

温泉とラーメンが楽しめるお店。

ではなさそうで、店内はいたって普通のお店っぽい。

ラーメンスープの水が温泉?、温泉を麺に練りこんでいるとか?

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色々な仮説が絶えませんが、実際はどうなんでしょう?



森の時間

紅葉には少し早い10月初旬、富良野を訪れました。

ホテルの程近いところに喫茶店を発見しました。

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森の中の一軒家で、扉の外にまで珈琲の香りが漂っていました。

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素晴しい木組みのエントランス

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出窓に置かれたミル

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通されたカウンター越しから。沢山のカップとミルが並びます。

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カウンターに座るとマスターからミルを渡しされ、焙煎した豆を中に入れます。
そして、自分で豆を挽くのです。

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ガリガリと音がして、少しずつ豆の嵩が低くなって行きます。
豆がミルの上皿から見えなくなっても、しばらくガリガリが続き、スッと抵抗無がくなったら豆引きは完了です。

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引き出しを開けると挽かれたばかりの豆が。

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「香りを楽しんで下さい」とボウルを渡され、その中に挽いた珈琲をあけます。
何の豆なのか自分にはよく判りませんが、コーヒーのいい香りがしました。

後は粉になったコーヒーをマスターに渡し、出来上がるのを待ちます。
このマスター、なれた感じで常連さんとお喋りをしていますが、カップにコーヒー淹れる時だけは、黙って集中しています。
その姿のカッコいい事。
回りのお客さんも、じっと見入っていました。

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やがて運ばれてきたコーヒーとケーキ。
珈琲はむろんのこと、チョコレートケーキの生地の濃厚さにちょっとビックリしました。
日本では中々お目にかかれないケーキでした。


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美味しい珈琲だったけれど、むしろ自分で豆を挽かせるところがこの珈琲店の魅力となっているのでしょう。
お客さんはひっきり無しにやってきていました。





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