日常 非日常
日々の暮らしの中で  旅へ出て

最近の記事



プロフィール

lugano

Author:lugano
雪は降る、あなたは来なぃ






↑よろしければ、ポチッとクリックをお願いします。


↑かわいいワンコへ感謝をこめて


↑カレーが食べたい…



最近のコメント



最近のトラックバック



月別アーカイブ



カテゴリー



フリーエリア

↑かわいいワンコへ感謝をこめて



ブログ内検索



RSSフィード



リンク

このブログをリンクに追加する



ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる



スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


③ ヴァッサーブルク

ドイツ旅行記     

フランクフルトでミュンヘン行きに乗り換え。
ミュンヘン上空に来たところで、オリンピアツェントルムのタワーや、BMWの本社が見え、久しぶりに故郷に帰ってきたような懐かしさを感じた。

定刻どおりミュンヘン空港到着。

到着ロビーには、バイエルン地方がイラストされた大きな地図が。

P1030771.jpg

本日の目的地、Wasserburgを発見。ここから約70キロ。

P1030770.jpg


ところでドイツに着いて先ず飲みたいもの。
それはヴァイスビール、といいたいところだが、夜までガマンするとして、
そう「アプフェルショーレ」(炭酸リンゴジュース)。


P1030764.jpg
このアポリナリスというメーカーのが一番のお気に入り。ちなみに炭酸水もアポリナリスが最高!

なぜ日本にはないんだろう?

乾いたノドを潤し、AVISへ向う。

P1030773.jpg

この空港は、バイエルンの誇る作曲家、ヨーゼフフランツシュトラウスの名前が冠されている。
数年前に大規模な改築が行われ、中庭のようなところに、ビアガーデンが出来てた。
さらに、「Air-Braeu」という空港地ビールなるものも出来ていた。

第一ターミナルに入ると正面がAVISだった。

P1030774.jpg

保険を無制限にして、メルセデスを借りる。

いざ、出発!!

まずは空港の出口で一苦労して国道に入り、すぐにアウトバーンに乗りミュンヘン市街地方向へ。

CIMG4794.jpg

やがて右手に見えたドーム上の建物は、バイエルンミュンヘンの本拠地、「アリアンツアレーナ」。

CIMG4797.jpg




初めての運転は、助手席でも緊張の連続だ。

(あ、ちなみに運転は全て奥さんが…)

コチラは、地図を片手にナビゲーター。


P1030779.jpg

高速をおりて、やっと一般道へ。典型的な牧歌的風景。

P1030784.jpg


P1030787.jpg

ドイツでは、道路沿いに家がずっと連続する事はほとんどなく、
その町の区域を出ると、後は緑が続き、やがて次の街に至る。

CIMG4798.jpg

やがて、目的地のバッサーブルクへ到着。

P1030795.jpg

イン川がほぼ180度急カーブする部分に出来た街で、旧市街は小さいながらも美しい。

P1030862.jpg
ここは、1439年に建てられたバッサーブルク初の木造建築。

今はホテル兼レストランとなっていて、本日の宿はここである。

Hotel Paulanerstuben ホテル パウラナー スチューベンという名前で、ネットで予約をしておいた。

2人部屋、朝食付きで Euro68。(1ユーロ=112円計算で 約 7600円)
一人当たり3,800円でとても安い。
(さらに、同じ2人部屋でも窓からの景色が建物の中庭向だと、61ユーロとなる)

P1030806.jpg

重厚なキーホルダーもドイツっぽい。

P1030803.jpg

部屋からの景色は丁度夕暮れ時で、イン川にかかる橋と共に黄昏の中に沈んでゆくところだった。

ところで、この時期のドイツは、よる9時半ごろまで明るく、この写真の撮影は夜9時頃だ。

荷物を置いて、外を少し散歩してみた。

まだ明るかったが、通りはシーンとしてた。

ところが一杯飲み屋やレストランから、たまに大歓声があがっている。

そう、今日はワールドカップの予選第3戦で、ドイツはガーナと戦っているのだ。

散歩から戻り、ホテルのレストランに入ると、お客さんはゼロ!

みんな通りに面したテラス席で、ビール片手にテレビにかじり付いている。

レストランに座っても、誰も来ず、厨房にむかって

「すいませ~ん」

3回くらい怒鳴って、やっと出てきた。

まずは、パウラナーのヴァイスビールで乾杯!

von Fass のビールで、泡を捨てたり注ぎ方が本格的だ。

運ばれてくるまで5分以上かかった。

日本人には好みの別れるところだが、やっぱり「ヴァイスビール」は最高にうまい!

湿気の少ない気候なので、とても美味しく飲める。

P1030837.jpg

注文した料理。
◆ケーゼシュペッツェレ(ドイツ風パスタにチーズをかけてオーブンで焼いたもの)
◆レバーケーゼ(ミンチ状の肉に香草を入れてこねて焼いたもの。レバーケーゼという名前だがレバーは入っていない)
◆ツナサラダ。

ケーゼシュペッツェレにもレバーケーゼにも付け合せにサラダがついてきたので、とんでもない量のサラダとなってしまった!

料理は、といえば、じつはかなり期待をしていたのだが、正直そんなに美味しい!とは思えなかった。
もちろん不味くはないのだけれど。

食事をしている間にものすごい雄叫びが聞こえ、ドイツが点を入れたに違いなかった。
「あのうるさいのは、サッカー狂い達よ」
と苦笑いしながら、おばさんがお替りのビールを持ってきてくれた。

結局、ドイツが 1-0 でガーナに勝った。

普段は、ひっそりとているに違いないバッサーブルクの夜は、叫び声と車のクラクションと共に更けていった。

動画→ガーナ戦勝利の夜

P1030831.jpg



スポンサーサイト

② ドイツ 機内

ドイツ旅行記     

機内は、まだ色々なものが新しくパネルなんかも煤けていないので機内は明るい感じだ。

ところが、どうも前の座席の感覚が狭いような…。

同じエアバスでもA340の方が、もうちょっとゆったりしている。

実際、前の人に背もたれを倒されると、トイレに行くのも一苦労という感じ。

これは、機体が、というよりも航空会社によって座席をいくつ設けるか、の思想によるものなのだろう。

同じA380でも、シンガポール航空では、キレイで広かった、と聞いたことがある。

P1030748.jpg
機内の様子。

手荷物を入れる上の棚が、時々左右に揺れる。

初め、ビックリして、目の錯覚かと思っていたが、どうも前方の壁とつながっていないような設計になっているらしい。

客席の揺れとは別に、振り子のように時々傾いていた。

やがて機内食が。

P1030732.jpg
機内食のメニュー。


メニューが肉か魚から選べるようになっている。


P1030742.jpg
白身魚のサフランソース


P1030744.jpg
和牛のバーベキュー

和牛?と思うような肉質だったが…、サラミとハムは美味しかった。
それにしても、寿司とパンが同じ食卓に並ぶのは、機内食以外にないかも。

食事が終わって、いよいよ長時間のお休みタイム。
映画を見たり、寝たりと色々。
飛行機の中で眠れる人は本当にうらやましい。



P1030756.jpg


とりあえず、モニター画面をいじっていると、今日ミュンヘン到着後に借りる予定の レンタカーAVIS の広告が。


結局、映画を一本見ました。「シャーロックホームズ」

結局、長かったのか、思ったよりそうでもなかったのか、やがてポーランドを抜けてついにドイツ圏へ。
空から見るドイツの街は、あの頃のものと変わってない感じ、懐かしい。
フランクフルトに着陸時、以前あった火力発電所のような建物は無くなっていた。

P1030760.jpg
日本から1万キロもこの機体で移動してきたなんて、なんか信じられない。


P1030763.jpg
この人は何をしているんだろう?

飛行機から降りたとき、ツアーコンダクターらしき人を何人か見かけたんだけれど、
「14時間で巡るヨーロッパ名所ツアー」というプラカードを持っていて、
思わず、スゲーさすが日本のツアー!
とビックリしてしまったが、よく見ると14時間じゃなくて14日間だった…。

あと
「音楽評論家○○先生とゆく、オペラ豪華ツアー」
というのもあって、いかにもこの人だ、という感じでヒゲをはやしたおじさんが、
所在なさげに立っている姿も印象的だった。


迷路のような通路を進んで行き、パスポートコントロールを通過すると
いよいよ、6年ぶりにドイツの地を踏んだのだった。




① ドイツ 出発

ドイツ旅行記     

2010年6月23日、こうして約6年ぶりに、ドイツへ出発の日を迎えた。

成田発、9時35分のルフトハンザに乗るべく、
2時間前にはカウンターでチェックインを済ませたいので、朝は5時起き。

今回のチケットは、変更も払戻も出来ない格安航空券なので、絶対に乗り過ごしはできない。
3台の時計で、4時45分から5分おきに5回鳴るように目覚ましを設定。
当然、1回目で起床、というよりほとんど眠れずに…朝を迎えた。

予定通り家を出て、駅へ。
旅にでる時はいつもそうだが、なんか忘れ物をしているような気がする。
まあ、パスポートさえあれば、なんとかなるのかも。
飛行機のチケットもネット予約なので、昔のようにバウチャーもないし。

いつも利用している中央線の景色も、こういう時は新鮮に見えてしまう。
新宿でトランクを抱えながら山手線に乗り換え、日暮里へ。

P1030717.jpg



日暮里でおにぎりを買い込み、6時35分発のスカイライナーに乗車。
いつもは、所要時間が15分しか違わない、乗車券だけで乗れる「特急」なのだが、今日は時間が合わずライナーに。

P1030719.jpg


車内は、さすがにゆったり座れるので快適だ。

隣の座席では、早くも奥さんの寝息が…。
いつもの事ながら、本当に感心する。

結局、一睡も出来ないまま、7時29分に成田空港に到着。

カウンターで荷物を預けそのまま中へ。

免税店を物色。

ミュンヘンに住む友人に焼酎を、と思っていたのだが、今回は直行便ではなくフランクフルト乗り換え。
よって、このまま焼酎を機内に持ち込んでも、フランクで取り上げられてしまう事が判明!

搭乗時刻が近づいて、指定されたゲートへ移動。
窓外に機体が見えてきた。

6月12日から、月曜と水曜のフランクフルト行きの機材がA380になったとの事で、
世界一デカイ旅客機初体験も楽しみだ。

P1030720.jpg
いち早くA380を導入したシンガポール航空の向うに、LH714の尾翼が


ゲートの窓からは写真をとっている人も沢山いた。
誰もがこれから乗る最新鋭の飛行機を楽しみにしているように見えた。

P1030723.jpg

成田への到着が遅れたのか、20分遅れで搭乗が開始。
こうして、エアバス380の中へ吸い込まれていった。

P1030731.jpg

オール2階建ての客席は、1階が全てエコノミー、2階がビジネスとファースト席に。
機内は、少なくともエコノミーはほぼ満席だった。

出発。
機体がデカイせいか、離陸は鈍重な感じで「まだスピードが上がってないんじゃ?」
と思っているうちに、やがて地面から離れていった。

モニターには、機体につけられた3台のカメラによって外の様子が映っていた。




バッサーブルク

ワールドカップ南アフリカ大会

ドイツが予選突破を決めた日のバッサーブルグ(Wasserburg am Inn)。

ミュンヘンから南東に約70キロ。

イン川沿いの古い街、バッサーブルグに滞在した日、丁度予選突破を決めた。



[広告 ] VPS



いつもは、静まり返っているはずの旧市街の夜は、この時ばかりはお祭り騒ぎ。



珈琲店

今年はショパン生誕200年との事で、各地で色々な音楽祭が開かれているそう。

GWには有楽町の国際フォーラムでショパン全曲演奏会が行われ、ベレゾフスキーなど第一線で活躍している演奏家を一度に見られる機会もあり、記念日好きな日本では、年の後半も色々な催物があることだろう。

そんな中、昭和8年より営業している「喫茶店 ショパン」をついに訪れる機会を持った。


P1200815.jpg

作曲家の記念日に関係なく、累々と月日を築き上げた老舗というのは、重厚な雰囲気を持っているものだ。
果たして、ショパンも例外ではなかった。

P1200816.jpg

建物は、建替えられたか、移ってきたのか、そんない古くは無さそう。

P1200825.jpg

だが、店内の装飾品は、重厚な感じを醸し出していた。

散見されるステンドグラスは、以前からの物に違いない。

一箇所「SHOPIN」となっているのは愛嬌か。

P1200826.jpg

丁度、早い時間もあってか、お客は私一人だった。

P1200824.jpg

ブレンドを注文すると、やがてカウンターの向うに湯気が立ち、とてもいい香りが漂ってきた。

先ずはブラックで頂く。
口元に運んだだけで、濃いなぁと思われる。
ところが、口に含むと酸味、苦味の両方とも感じられるが、あまりに濃厚なボディに先ずビックリした。
思っていたよりもとても濃かった。

これは好きな人にはクセになりそうだ。

しばらくして、お客さんが入り始めたが、向うに座った親子連れが、マスターに「濃い珈琲ですね」と話をしているのが聞こえてきた。
マスターは、
「ウチは通常の3倍の豆の量で淹れてるからね。昔、こういうお店がたくさんあったんだよ」
と答えていた。


日本で一世を風靡した「アメリカン」について、
元々アメリカでは、紅茶を飲んでいたが、茶葉が手に入らなくなった時に代わりにコーヒー豆を薄く煎じて飲んだのが始まり、と聞いた事がある。

このお店のメニューにも「アメリカン」があったが、どんなアメリカンが出てくるのか、ちょっと試してみたいと思った。


外に出ると真夏の陽は高く昇り、アスファルトが歪んでいた。



まつや

以前から一度行きたかった神田の蕎麦屋。

P1200823.jpg


池波正太郎も通っていたという老舗「まつや」。
ある暑い土曜日、御茶ノ水から坂を降りてやってきました。

開店5分前に到着。10人ほどの行列の後ろにつきます。
やがて、お姉さんが暖簾を持って引き戸を開け、皆ぞろぞろと中に入りました。

ここは相席が基本。
これまた年季が入っていそうな、お姐さんが注文をとりにきました。
「かき揚丼下さい」
周りはみなさん、お蕎麦を注文。
みたところ、丼を頼んだのは自分一人。

ここのかき揚丼は、通常のかき揚天ぷらと違い、
小ぶりの海老天の下に、イカ天が隠れているという、ほとんど「海老天丼」といってもいい位、
海老天丼に近い「かき揚丼」なのです。

海老天丼はちゃんとメニューとしてあって、海老の大きさが全然違いますし、
海老の種類も変えている筈です。が、
値段が、かき揚丼1,000円に対して、海老天丼は1900円、とほぼ倍になるのです。

やがて、回りのもり蕎麦がどんどん供される中、しばらくしてかき揚丼が運ばれてきました。
お盆の上に、丼、お澄まし、漬物、お茶、と素晴しいバランスで並んでいます。

しかも、小ぶりながらも海老天が4本も載っているではありませんか!

チェーン店の○屋より油っぽくなく、サクサク感の残るタレの染み具合も絶妙で
最後まで美味しく頂きました。
以前、浅草の老舗で頂いた、天丼よりコチラの方が美味しいと感じたくらいです。

前に座ったお客さんは、天もりの大盛2,000円を頼んでいました。天ぷらは海老2本出てきましたが、
やはり大きな海老でした。

さて、「かき揚丼」を食べ終わって、一息ついたところで
「もり一枚ください」
と追加。

やはり蕎麦屋なので、〆の一枚は必要です。
こういう、お客さんも結構いるのか、お姐さんも「あいよ」と自然に答えてくれました。

やがて長方形のざるに盛られた「もり蕎麦」600円が到着。
本当に手打ちなのか、と思う位キレイに整ったお蕎麦です。
早速頂きますが、

うまい!うますぎる! 

十万石饅頭のCMばりに美味しい蕎麦です。
そばは二八だそうですが、これは自分の好みに一番あっているかも知れません。

以前、中野で評判のお蕎麦を食べに行きましたが、ヌメリが多く残っていた事もあったのと、
ボソボソ感満載で、かなりガッカリした事があり、それ以来評判の蕎麦やなんてそんなものか、
と思っていたので、今回はかなりヒットでした。

100年続く老舗蕎麦屋で、天丼とお蕎麦で1600円とは、かなり安いのではないでしょうか。
また機会があれば、ぜひ訪れたい蕎麦屋さんです。

(店内の様子、料理の写真を撮りたかったけれど、相席であまりカメラを取り出せる感じでなかったので、
お店の入り口の写真のみです。)



買い物

日本ほど、買い物に不自由しない国はないんじゃないか?
24時間のコンビニが登場してもう数十年。
西友などのスーパーや、地方にいけば郊外の大型店舗などで24時間のお店は今や多い。

ミュンヘンにいた頃は、もちろんコンビニなどはないし、24時間やっているお店と言えば、大きな駅の売店か、ガソリンスタンドと併設するキオスク位だったと思う。
さらに週末は、土曜日が基本午前中まで、日曜日はほぼ閉店というのが当たり前だった。
キリスト教の国では日曜日は安息日、という伝統に加えて閉店法という法律の為らしい。
(2006年にこの法律は大きく変り24時間が許可された。ただドイツは地方分権なので、導入するかどうかは各州に委ねられている)

連休の前なんかは、買い物を済ませておかないと冷蔵庫が空で餓死、なんてことも、何も知らない外国人にとってはあながち冗談ではないのかも知れない。

これを不便と感じるか、そうでもないと思うかは、この国が気に入るか否かの大きな要因の一つだろう。
自分は後者だったので別に日曜休みでもいいじゃん、て感じだったのだが。
実際、ドイツにはコンビニがないからもう生きてゆけない、と帰国してしまった日本人もいた。

むしろ、この国での買い物と、日本での買い物の大きな差は別のところにあると思った。

ミュンヘンの中心地、仕掛け時計のある市庁舎に面した広場、マリエンプラッツの脇に建つ「ルートヴィッヒヴェック」というデパートの上階に、この辺りでは中々の品揃えのCDショップが入っている。
クラシックとジャズが専門のお店で何度となく通っていた。
初めてここを訪れた時、とても驚いた事があった。

CDを手にしたお客が店員を捕まえ、何か言うと、店員はお客の手にしているCDを掴み、セロファン(新品のCDに巻いてある薄いビニール)を破ってお客に渡していた。
そのお客は、お店の一角に設けられたソファーが並べられているコーナーに腰を下ろし、目の前のCDプレーヤーに手にしたCDをセット、ぶら下がっているヘッドホンで試聴し始めたのだった。

それでもまだ、試聴用のサンプルCDがあるのか?くらいに思っていたのだが、自分も聴いてみたいCDを探し出し、同じように店員を捕まえ
「これを聴きたいんだけど?」
とやってみたら、見事に
「ええ、どうぞ」
と、さも当然のようにセロファンを破って渡してくれた。

スゲー!新品屋なのにここは買う前に聴かせてくれるんだ!と感激してしまった。
もちろん、時間制限なんかないし、気に入らなければ元の所に戻せばよい。
ちょっと、日出ずる国では考えられない事だった。


もう一つ。
これは楽器屋さんで電子ピアノを買おうと選んでいるときの事だ。
電子ピアノといえども、結構な値段がするから、買うときは試弾が欠かせない。
ビックカメラの量販店などで電子ピアノコーナーがあって、各メーカーのピアノがおいてあり、ポロンポロンとよく音を鳴らしているのを見かける。
自分にあった楽器を探すのは当然の事だし、お店の人も触らないで下さい、とは言わない。
でも、良く見ると譜面台の辺りに「楽譜をおいて長時間弾くのはやめて下さい」と注意書きがある。
え、こんなところで楽譜おいて弾く人なんかいないでしょう?、と思っちゃうがお店からしたら迷惑な話だ、となる。

ところが、ミュンヘンではみんな、これは試弾なのか?という勢いで弾いている。
それに、なんと各電子ピアノに試弾用のヘッドホンが付いているではないか。
店内には音楽などかかっていない。選ぶ楽器の音の邪魔をしないような配慮が行き届いている。

そう、ジャパニーズ量販店では、お経のお題目のように天井からその店のテーマ曲が延々と繰り返され、
隣では店員さんがこれ見よがしにボリュームを目一杯ひねって
「こんなにいい音なんですよ!」
と叫びながらガンガン弾いている中で、負けじと自分の音に集中しなくてはならない。

日本では、商品は絶対に新品じゃないとならない。
当たり前の事だが、ここでいう新品とは他人が手にとって吟味してしまったものは、もはや商品としての価値がなくなってしまう、ということだ。
この国では、野菜や果物にしても大きさが違うだけで分けられ、ランク別に値段が付く。
いかに外見をピカピカに保ち、美しく並べておくか、そういうところにお客は集まってくる。

ところが外国では、少なくともドイツでは、自分が買うものがどんなモノなのか、どんな仕組みなのか納得した上でないとお買い上げ頂けない、という事だ。

もちろんわたくしも、この楽器屋さんに通い詰め、楽譜を持ち込み、ヘッドホンを装着し、充分試弾をして買ったのは言うまでもない。



ドイツ快勝!


[広告 ] VPS


ワールドカップ 南アフリカ大会 準々決勝 ドイツ対アルゼンチン
4対0でドイツ快勝。
この日、ミュンヘンの繁華街ミュンヒナーフライハイトでは、レオポルト通りが歩行者天国とナリ熱気に包まれ、
地下鉄のホームでもこの通り、盛り上がりました!






上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。